エピソード内容
信心を始めたのが1月、そして入会もまだしていない,その翌月2月のこと・・
同じ職場のナースのお母さんが亡くなった。 葬儀は夜勤の勤務が入っていたため行けずにいた。 次の日夜勤明けの眠たい中を、帰りにそのままお悔やみに行く。
まだその頃は信心に対しても何にもわからない時期で、勤行唱題をしているだけの時。 お悔やみに出かけて、祭壇の前に座り、深々と頭を下げ題目を唱えた。
その日は何事も無かった、しかし翌日から仕事の帰りに車の中でやたら眠たい。 勤行していても呂律が回らなくなり。少し早くなっていた題目も同じように呂律が回らなくなっていた、 おまけにせっかく旦那と信心を共に・・・離婚はしないという結論まで出ていながら、 再び旦那の事がイヤになってきていた。。 夜勤の晩に窓の外を眺め黄昏ていたり・・
題目をあげても呂律が回らないことでイライラして時間も減った。。
旦那も最近おかしいと思っていたらしく・ その原因に1週間近く気づかなかった、しかし旦那と話をしている時ふとその事を口にすると。 「それだ!」と・・
拝む対照物の違いで、・・・ ご本尊に拝めども他宗の物への参拝は功徳も消す。まだ信心して浅く昔の縁に引きずり込まれた。。。 この説明をどう言って良いのかわからないが・・
それが発覚してからがまた大変だった。。。 相変わらず呂律が回らず、旦那と一緒に勤行唱題しても合わない。。 あげたいのに上がらない・・・私は涙ながらに題目をあげた。あげぬいた。 傍から聞いている旦那は可笑しくて笑うけど、私は必死だった。
それから4〜5日たってようやく元に戻った。 「帰命」妙法蓮華経に帰命したはずが、その帰命の意味がわからずにいてこんな事がありました。
しかし私にとっては、体験であり、ご本尊様がいかに大事か、唯一無二である事。 それをしっかりと体得する事が出来た。
しばらくはそれがトラウマになって、実家へ帰っても仏間を通ったり、神棚の下に座る事など、 凄く気持悪く、また同じような症状になるんでは・・・そう思いましたが。 いまはそれも全くなくなりました。
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